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購入に関して ユーザーボイス ギターに関するアドバイス 弦の付け方


ギターの選び方

ここでは高級ギターの選び方について説明いたします。ギターに限らず品物の価値を正しく判断するには、それ相当の知識と経験がなければ正しい選定は出来ません。ギターは音を発する工芸品といえるので、音に対する感覚、美術的な感覚、そして材料に関する知識も必要になります。

1. 普通に取り扱って狂ったりこわれたりしないこと、良いギターは正しく取り扱っていれば数十年も長持ちするものです。
2. 音質と各ポジションのバランスと音程が良く、音量が大きいこと。
3. 弾きやすいこと。ネックの形状と弦高が適当ならば弾きやすいギターです。
4. 外観の美術的価値が高いこと。鳴りさえすれば外観はどうでも良いという考え方は誤りです。ギター以外の楽器でも昔から銘記と大切にされているものは工芸品としても、あきのこない風格を持っています。
5. 使用材料の質が良くてシーズニングが充分なこと。
良い音とは‥‥‥

ギターは音楽を表現する道具ですから、表現力の豊かな音質を持っていることが必要です。

1. 音が明瞭で大きく、余韻の減衰状態が自然にのびること。
2. よく磨かれた爪で指先に力を入れず弦を充分にはじいた時、やわらかいつやのある豊かで透明な音色が出ること。
3. どの弦のどのポジションでも平均した音質と音量を持っていること。
4. タッチの位置や爪の角度、また力の入れ方で敏感に音色が変化し、更にハーモニックスが明瞭かつ透明にでること。

以上の音質を持ったギターならば和音もきれいでメロディーもよく歌わせられるし、ダイナミックな表現も可能で、幅のある美しい音楽を表現できるわけです。

保管方法について

ギターは過度の乾燥と湿気は禁物なので常にギターの状態を観察して保管に注意してください。 なるべく湿度40%〜60%位で保管できるよう湿度計の使用をお奨めします。

1. 湿度の高い時(70%以上)は除湿器またはエアコンを使用するか、なるべく風通しの良い室内の高い場所にケースから出しておいてください。高温多湿の時は膠の接着力が弱くなっているので、使用しないときにはできるだけ弦をゆるめて(ツマミ3回転くらい)保管してください。
2. 乾燥しすぎる時(40%以下)は、室内に湯気を立てるか、ケース入れて室内の床面に近い所又は押入の中などに保管してください。
3. 夏季に於いて自動車でギターを運ぶときは、直射日光を当てたり日向に駐車しておいたりすると故障の原因となります。
お手入れについて クリーニングをするには、タオルを中性洗剤を少々入れたぬるま湯に浸し固く絞ってから拭いて下さい。手入れをするということは、僅かながらも塗膜を薄くすることになります。柔らかい布を使い、ソフトに拭いて下さい。カシューはとても柔らかい塗料ですので、やりすぎないようにご注意下さい。半年に一度くらいで十分でしょう。
糸巻きのお手入れについて 糸巻きがキーキー鳴ったり、硬くなったら糸巻きのギアに微量のシリコンオイル(KURE5-56)またはグリスを綿棒などに付け、塗布すると良いでしょう。ギアに直接吹き付けたり、多量に使用すると故障の原因となりますのでご注意下さい。
弦について ギターの弦は理想的なものは極めて稀で、厳密には全てサイズにムラがあり不良振動をしています。できるだけ良い弦を使うよう、弦の選定にはご注意ください。

河野・桜井ギターには次の弦が適当です。
サバレス・クリエーションカンティーガ セット 赤510MRまたは青510MJ
サバレス・ニュークリスタルカンティーガ・ノーマルテンションセット
オーガスチン青(低音)、オーガスチン・リーガル(高音)。
よくあるご質問
モデルによってかなり値段に差がありますがどこが違うのですか?

主な違いは材料の質にあります。 同じスプルース材、中南米ローズウッド材といっても、その品質は色々です。。例えばマエストロ・モデルは、最高級の材料を20年以上、またスペシャル・モデルは15年以上ねかせて(シーズニング)、その中から更に状態の良いものを選んで使用しております。最上級の材料を長年シーズニングして作った楽器は、初めから雑音も少なく、すばらしい音色を奏でます。

音がビリつくのですが。

ある音程を弾くとビリついて聞こえる、という場合はウルフトーン(ヴォルフトーン)によるものと考えられます。響鳴板を持つ弦楽器はすべて、このウルフトーンの問題を抱えています。ウルフトーンとは、響鳴胴の固有振動数と弦の持つ振動数が近い所に来ると響鳴板の固有振動数に近い音程の付近の音が (ファ、ソ、ラ付近の音程が多い)共鳴を起こして、正常でない音が出るものです。ビリついて聞こえたり、つまった音に聞こえたりします。良く弾き込んで、楽器が枯れてくるとその目立ち方は少なくなりますが、弾き方、タッチなどを工夫して弾いて頂きたいと思います。 また、その他の原因で雑音が生じることもあります。弦巻の金具、ツマミ等のゆるみがないか、点検してみて下さい。ネックの逆反りも雑音の原因となり、修理が必要です

河野、桜井ギターにはなぜポジションマークがついてないのですか?

ご存知のように、バイオリンや三味線にはポジションマークは付いておりません。ギターの場合もポジションマークが付いていると、音階を押さえる感覚が鈍ってしまうのではないでしょうか。プロのギターリストの場合はつけていない人の方が多いようです。ポジションマークをつけるとしても、7フレット1ヶ所のみにしてはどうでしょうか。小さな丸いシールなどを利用すると便利だと思います。また、ご希望の方にはご注文の際に言っていただければお付けできます。

裏板にフシのようなものがあるのですが。

中南米ローズウッド材には小節が多いものもありますが、材質的には全く問題ありません。

中南米ローズウッドとは何ですか?

中南米ローズウッドとは中南米に自生するマメ科(Leguminosae科)Dalbergia属の植物でハカランダ、ココボロ、アマゾンローズウッド等のことです。弊社ではこれらと同等の材料であるマダガスカルローズウッドを含め、中南米ローズウッドと表記しています。

ハカランダは輸入禁止と聞きましたが本当ですか?

近年、ハカランダ=Brazilian Rosewoodはワシントン条約により、入手するのが大変に難しくなっております。ワシントン条約とは国際取引を規制して、絶滅のおそれのある野生動植物を保護することを目的とした条約で、日本は1980年に同条約を批准しています。条約適用前に伐採されたものに限り、輸出国と輸入国、両方の許可を得て初めて輸出入が可能、また、条約施行後のものに関しては商業取引が全面的に禁止となりました。ココボロとアマゾンローズウッド、マダガスカルローズウッドはワシントン条約の対象外です。

ハカランダ・ココボロ・アマゾンローズウッド・マダガスカルローズウッドの違いは何ですか。

ココボロは比重が若干ハカランダより重く、アマゾン・ローズウッドは若干色に赤味があるのが特徴で、マダガスカルローズウッドはこれらの中間に位置している材質といえます。以上のような傾向はあるものの、ハカランダ・ココボロ・アマゾンローズウッド、マダガスカルローズウッドは植物学的にも大変に近いものです。ギターの裏横材として見た場合、木目の美しさや音色の良さはココボロもアマゾンローズウッド、マダガスカルローズウッドもハカランダと比べて何ら遜色ありません。このため、弊社では材料の種別にこだわらず、材料の品質、外観を主体に総合的に判断して使い分けています。

スプルースと米杉はどう違うのですか?

米杉は木の比重が軽い上に弾性に富んでいるので、音が出やすく、音量があり、音質が明るい反面、スプルースと違って音の重みと粘りに欠けるようです。一方、 スプルースは木質に粘りがある為、音が重厚で伸びると共に寿命が長いという特徴があります。

河野ギターと桜井ギターの違いは何ですか?

河野ギターと 桜井ギターでは力木の構造が異なっています。河野ギターは従来からの構造を継承し、桜井ギターは最新の知見を取り入れた構造となっています。どちらかといえば、河野ギターは重厚な音、桜井ギターは明るく、甘い音になっています。また、材質とシーズニングの年数の差によってモデル分けがしてあります。

弦の取り換え方を教えてください。

バテた弦を使い続けると、楽器がならなくなります。定期的に弦を交換しましょう。
→弦の取り付け方法へ

上記以外のご質問は下記までお問い合わせください。

なお、弊社の中古ギターの現在の価格についてのお問い合わせにはお答えできません。

有限会社 河野ギター製作所

〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-27-20
TEL:03-3973-0927/FAX:03-3973-9234
email: msakurai@kohno-guitar.org


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